決勝戦はメニーナの初戦の相手だった【 十文字中学 】と

昨年メニーナと共に3位になった【 AICシーガル 】の対戦となった。

結果は十文字中学が5-3で勝利して優勝を飾った。

昨年、共に3位になったAICの監督の小川さんと

いつか決勝で!とお話をさせてもらったけど、

決勝には行けなくて残念。

初戦に対戦した十文字は感動するほど

いいチーム。

そしてメニーナのOGが

十文字高校に1人進学

AICと同じ組織になるAICJ高校にも

メニーナOGが2人進学

どっちも応援する決勝になった。

簡単な感想として

両チームとも素晴らしいチームで

技術と戦術が繰り広げられる中で

激しくぶつかり合う。

試合終了後、両チームに感動をして

泣いてしまった。

十文字中学校のみなさん、おめでとうございます!

そしてAICシーガルのみなさんもおめでとうございます!

両チームに素晴らしい試合を見せてもらって感謝しています。

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ここからが本題

タイトルにもあるように時代は急速な変化をしている。ということ。

昨年の大会とは全く違う決勝戦になった

昨年の決勝ラウンドに進出した4チームは

メニーナと今回準優勝したAICシーガル

関東代表と東海代表

決勝に上がったのは関東代表と東海代表の2チームだった

昨年の決勝の2チームは、

パワーとスピードを全面に押し出し

ロングキックを多用した

サッカースタイルと言えば分かりやすいだろうか

強烈な2チームだった

今年の全国大会の2チームは

技術と戦術を繰り出す両チームだった

十文字は3-1システムPIVO攻撃を徹底し

キックイン、コーナーキックにセットプレーを準備している

AICは個人のテクニックや長所活かしやすいシステムでさらにパワープレーを準備している

僕はありがたいことに

フットサルA級ライセンスを保有させてもらっているが

僕が指導するメニーナが1番フットサルチームらしい!!

とは言わせてもらえない程…

十文字とAICはフットサルを取り入れている

指導者が勉強している証拠。

お恥ずかしいですm(__)m

猛省します。。。

何が言いたいかと言うと

そんな2チームが決勝に上がったということ。

肌感覚だけど、去年よりもレベルが確実に高いと思ったこと。

僕は、今年の全国大会もサッカースタイルで

パワーとスピードで圧倒するチームが優勝すると思っていた。

でも今年は違った。

もちろん十文字とAICにもパワーとスピードはあるが、

両チームともフットサルを学び取り入れているということ。

全チームの試合を見れた訳じゃないけど

決勝ラウンド進出のラブリッジも素晴らしいですし、

京都精華学園は準決勝で十文字と対戦して0点に抑えた。

十文字中学と戦った僕としては、十文字を0点に抑えるなんて信じられない。

長岡ジョイアスさんもかなりフットサルを取り入れていて 

キックインからの得点なんてほんと完璧。鳥肌もの

こんなふうに、昨年と比べるとそういうチームが増えている。

この1年で時代はさらに変化していると感じた

叩かれる覚悟であえて言おうと思う。

徳島は大丈夫か?取り残されてないか?

フットサルを否定する指導者は僕の周りにもいるし、 否定しても全然いい!

それぞれ指導者の方の考え方があるから何が正しいというのはない。

ただこれだけは言わせて欲しい…

学ばずに否定するのと

学んだ上で取り入れないのは

圧倒的に違う。

全国に出てくるサッカーチームの

指導者は学んでいる。

学ばない指導者のツケは

必ず選手に回ってくる。

僕に四国を変える力、徳島を変える力はなくても

徳島の女子選手の育成環境だけでも

このメニーナを通じて変えていきます。

徳島の少女に関わる選手、指導者、保護者が危機感を持つこと。

徳島の女子選手に後悔なんてさせたくない。

できるのは僕しかいない。