長いトンネルを抜けた先に 最終節・今治戦

こんにちはm(__)m

時間が空いてしまいましたが、ごくごく僅かな方が楽しみにしてくれていますので前回のブログ続きを。

前回のブログこちらから

STORY.21 長いトンネルを抜けた先に

あらすじ
メニーナは四国リーグで1勝もできないまま最終節のFC今治戦を迎えた。
試合前にキャプテンの徳本優里奈が足首を強く捻挫して松葉杖をつく状態。
どうしても勝ちたい最終節を前に最悪のアクシデント。不安を抱きアウェイ戦の今治に向かった。

 

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少し涼しくなり始めた時期だったけどこの日の今治は長袖のピステを着ると暑いくらいの日差しだった。半袖短パンで十分な気温。

勝利無しで迎えた最終節なだけあってか、少し表情の硬い選手、口数の少ない選手、まったくいつもと変わらない選手(笑)それぞれ様々な面持ちだった。

試合前のミーティングで今治戦の戦略を伝える。
いつもよりも対策についての話が多かったように思う。
様々なパターンを想定した上でFC今治がどんな布陣でも対応できるように選手で共有した。

個人的な今治の印象は【 統率されている 】というイメージ。
組織的な守備、統率された守備ライン、連動した攻撃、バランス良く配置された攻撃、そしてタレントもいる。あまり穴がないという感じだ。
メニーナはキャプテンの徳本優里奈がいないため、
いつもと違う布陣でキックオフを迎えた。
ベースは大きく変わらないが、選手の配置を変えざるを得なかった。

試合が始まり、一進一退の攻防が続いていた。どちらにも大きなミスはなく拮抗していたけど、今日の選手の戦う姿勢を見れば何となくだが「今日は勝てる」という気持ちにもなった。

(それでも負けた時もありますがw)

立ち上がりから果敢に左サイドの近藤がシュートを打ちに行く。
ゴールを奪うという思いがから回るほど全身からオーラを放っていた。

その近藤が待望の先制点を叩き出した。
ハーフライン付近で近藤がパスカットしたボールを滑川に預け左サイドを一気に駆け上がる。
滑川が中央をドリブルで前進して逆サイドへスルーパスを出し
今治DFが何とか弾く。そのルーズボールにいち早く反応した近藤だった。
スライディングしながら体全身を使ってゴールへ叩き込んだ。50m全力疾走して決めたゴールに体も心も震えたゴールだった。

実際、僕は大興奮と喜びであまり記憶が残っていませんw
リーグが始まって無得点で大きな責任を感じていた近藤が得点してくれた事がより一層嬉しかった。
後半は試合前の好天が嘘のように雨が降った。
プレーしたことのないピッチで雨が降り対応に苦労して招いたピンチもあった。
負傷したキャプテン徳本抜きでも守備ラインが奮闘してくれた。
GK岡田もノーミスで決定的なピンチも防いだ。
攻守全ての選手、ベンチにいる選手も皆で戦った。
この1点を守り抜き1-0で勝利。
1勝もできなくて迎えた最終節で念願の初勝利…
長いトンネルを抜けた瞬間だった。

勝利後の挨拶の時、いつものようにキャプテン徳本が挨拶をするのだけど、
感極まって徳本が言葉を詰まらせて涙を流す。怪我で出られなくても勝ちたい思いは同じ。いや、それ以上かもしれない。

たった1勝だけど今までの苦しみを全て払拭する勝利だった。
涙も笑顔も沢山溢れた最終節だった。

また皆で笑い合えうような熱い試合をしたい。
全日本選手権四国大会まであと少し…選手と共に頑張りたと思います。
FC STORY Tokushima メニーナの応援宜しくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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